中絶の恐ろしさ、残酷さ
最近では、避妊をせずにして、妊娠したけど産めないから降ろす、といった行為をする若者も多くなってきた気がします。
中絶がどんなに恐ろしいものかを、若者達は理解していない気がします。
たしかに、日本の医療は昔よりはるかに進歩していることは事実ですし、母体への害や後遺症が残るケースも減りました。
しかし、全てなくなったわけではないのです。
まず、中絶すると自分に影響が出る可能性のあること。それは、不妊です。一度中絶すると、今後二度と妊娠できない体になる可能性があります。
中絶をされる胎児のことを考えたことがありますか？産めないから降ろす、と簡単なことのように言わないで欲しいです。もちろん、中絶する人が全員そのような気持ちで下ろしてるとは言いません。たいへん辛い思いをされた方もいらっしゃるでしょう。しかし1部の人は「産めないから降ろさなきゃ」と簡単に中絶してしまうのです。
中絶したことのある方、中絶をしようか考えている方。もう1度よく考えてみてください。
小さくても、目に見えなくても、胎児はあなたを母親として選んできてくれたのです。
そのことを忘れずに、「中絶」ということとしっかり向き合ってみて欲しいと思います。
中絶手術について、早めの受診を心掛けましょう
妊娠は喜ばしいことですが、不意の妊娠ということもあります。
その場合、中絶手術も選択に入るかと思いますが、中絶手術を受けられる時期というのは妊娠22週未満と決められており、それ以降はうけることが出来ません。
生理が順調な人であれば妊娠に気付くのが５週目から６週目くらいではないでしょうか。
生理が遅れたなと思ったら検査薬を使ってみることをお勧めします。
何日以上遅れたら使用できますと書いてあるものもありますが、大体は遅れてすぐに使っても妊娠反応は出ます。遅れてすぐに使っても、反応は出ました。
そこから産婦人科へ行き、中絶を受けるのであれば血液検査などを行わないといけません。
当日朝早くに病院に入り前処置という子宮口を人工的に広げる処置をします。
そして手術の前に何本もの注射をうけ、手術での麻酔は点滴からでした。
１０秒数えて下さいねと言われましたが私は６まで数えた記憶しかありません。
手術台の上で意識が戻ったものの動くことはできないので看護師さんにストレッチャーに移され、部屋のベッドで2時間ほど眠り、病院に入ってから8時間ほどで帰宅できました。
術後は特に痛みもなく、出血もそんなに多くはなかったように思います。
週数が進むほど母体への負担は大きくなる為、大体の方は１２週前後で手術を受けることが多いそうです。
中絶手術はしないにこしたことはありませんが、もし受ける場合は早めに決断し早めの受診をお勧めします。
中絶のこと
話題になっている漫画で「透明なゆりかご」読んでみました。産婦人科で働く看護学生が見た実話の漫画です。母性、中絶、性虐待などけっこうヘビーな話題を扱っています。
その中で、日本人の死亡原因で第一位なのが中絶って産婦人科医が言うんですよね。９０年代では事実だったみたいです。もうびっくりでした。そんなに中絶が多いなんて。理由があって生まれてこれない赤ちゃんが一杯いるなんて知りませんでした。
身も心も傷つけるから中絶はなるべくしないほうがいいと思います。男の人は中絶手術を軽く考えているけど、実際は大変な手術なんです。
気になって「中絶」で調べてみたら、読んでいて辛かったです。一番辛かったのが、術後、中絶手術した女の人が休み部屋があって、マグロみたいに寝ていて、すすり泣きがあちらこちらから聞こえる……衝撃でした。
高校生の時、クラスの子で妊娠した子がいて休学して出産したらしい。普通、中絶すると思うけど、よくよく考えたら出産したほうがいいかも。せっかく授かった命だものね。それも何かの縁で赤ちゃんが来てくれたのかもしれないし。まだ胎児だけど、人の命を消すのは惨い行為ですよね。中絶された胎児は医療廃棄物処理で業者が引き取っていくんだそうです。かわいそうです。
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結局話し合いの結果、翌日に病院へ行き中絶する事になりました。
彼の方はその後彼の両親と共に再度家に謝りに来て、かかる費用と慰謝料と言ってお金を置いていき、それ以来もう会っていません。
初めのうちはそれでも私の身体や精神状態を気にしてたまに連絡が来ていましたが、今ではスッカリ来なくなりました。
学校の方へは入院する事になったと言って暫く休学させてもらい、幸い今でも私が中絶したことを知っている人はいずに済んでいます。
中絶は思っていたより簡単にすぐ終わりました。
身体には多少違和感がしばらく残っていて、気持ちの方は抜け殻というか、自らも中絶を望んでいたので終わったら「これでまた普通に戻れる」と思っていたのですが、事が済んでから凄い罪悪感で後悔しました。
本当に無責任で命というものを軽く扱ってしまったと・・・
そこからは精神的に地獄で、情緒不安定になり鬱にもなりました。
もうしてしまった事なので今さら何を言ってももう戻れません。今では当初よりだいぶ精神的に落ち着けるようになりましたが、それでも赤ちゃんや小さな子を見ると心が押し潰されそうになり凄く苦しいです。
こんな私が将来子供を持って良いのか？とも考えます。
両親へ告白
私の両親に妊娠を告白する事になったものの、なんと言って場をもうけたらいいのか、とても悩みました。
母には先に正直に話して父含め４人で話し合う機会を作ってもらおうかとも思いましたが、母に自ら告白する事がやっぱりできなくて・・・。
散々悩んだ挙句、「彼と私から話したいことがあるから…」というのがやっとでした。当然のことながら私の様子と突然の話に両親ともに言い知れぬ何かを感じた様子でしたが、その場では「分かった」と一言いってそれ以上は聞かずにいてくれました。
話し合い当日、彼が家へ来て私の両親へ事の次第を打ち明けた時、母と私は涙を流し私は両親に謝る事しか出来ませんでした。父はしばらく黙ってから、彼にどう責任を取ろうと考えているのか？と問いかけました。
彼は父の質問に対して正直に今はこの事実が分かっても結婚して養う事も父親になる事も出来ないと・・・無責任だし男としても人間としても最低だけど中絶を望んでいると話しました。
それを聞いた父は私の手前、怒りを必死にこらえながら今度は私にお前はどうしたいんだ？と問いました。
私も正直まだ高校生で、これからまだまだやりたいこともあるし今赤ちゃんを産んで育てるなんて考えられなかったし、彼の事は好きだったけど、今回の件で見方が変わってしまったのでこの事を無かった事にしたいと告げました。
妊娠発覚！
彼に言われるがまま緊急避妊薬のアフターピルを飲んだ訳なのですが、正直自分で調べた時に知ったアフターピルのタイムリミットから既に過ぎてしまっていた事と、現時点で確実に生理が遅れている事からかなりの確率で妊娠してしまったかもしれないという思いはあったのですが、それでもあわよくばアフターピルを飲んだことで流れないかなという期待もありました。
今思い返すと、私も彼も本当に自分勝手で無責任で命をものの様に扱っていたなと反省してもしきれません。
やはりアフターピルを飲んでも副作用を感じて苦しんだだけで、肝心の結果は出血無し。現実を受け入れるのが怖くてずっと使えずにいた妊娠検査薬をそこでやっと使いました。
待つまでもなくすぐに陽性反応が出て妊娠してしまった事実を受け入れざる終えませんでした。
彼にすぐその事を伝えると「今は結婚とか考えられないしおろして欲しい。お金は自分が何とかするから」と。
それからは一刻も早くお腹の赤ちゃんを出して全て無かった事にしたい・誰かにこの事がバレる前に何とかしたいという思いでいっぱいでした。
しかし、結果私が未成年だった為中絶するには親の承諾などが必要だったのと、つわりが始まってしまっていてバレるのも時間の問題だったので彼と話し合い彼は父に刺される覚悟で一緒にこの事を私の両親に打ち明けようという事になったのです。
忘れもしない避妊失敗・・・（生理が来ない）
年上の彼がいうのだからという事から多少の不安はあったものの「まぁ、大丈夫でしょ！」と思っていた私。
しかし、なかなかその後「生理」が来ない・・・。もともと生理は不純な方だったので初めはいつもの事とさほど気にしていなかったんですでもいつもは遅くてもこれぐらいには来るという時期が過ぎても一向に生理が来ず、その頃から一気に頭の中に「妊娠」という言葉が浮かび言い知れぬ不安を感じながら日々生活する事になったのです
妊娠検査薬を何度も買いに行こうと薬局を訪ねましたが、レジ係の人や周りの人の目が気になって結局買えず誰にも相談できず押し潰されそうな気持ちでした。しかしこのままでは！と思い、すがる気持ちで彼に生理が来ないという事を打ち明けたのでした。すると、彼はそれを聞いて慌ててどこかから緊急避妊薬のアフターピルを入手し私に飲ませたのです。
私も自分自身そういった事を良く調べたりせずに言われるがまま信用しきっていた事は本当に今とても反省しています。その時は本当に彼のいう事をかなり信用していたし焦ったりするばかりで、自分の事なのにとにかく誰かに助けてもらいたいという人頼りでした。
アフターピルを飲んだ後、物凄い吐き気で具合が悪くなりすぐに帰ってその日はずっと寝込んでいました。彼は飲ませただけでその後の事やどういったものなのか？という事を説明してくれていなかったので、あまりの具合の悪さに心配になりネットで「アフターピル」と検索して調べました。その時に私が見たアフターピルについて分かりやすく書いてあったサイトでアフターピルというものの事を知り、これで生理が来なければ「妊娠してしまった」という事になるのだなと思ったのでした。
